モチーフなど
モチーフや模様などまとめたページになります。
考察というよりただのまとめに近いです。
というかまとめです。
考察というよりただのまとめに近いです。
1 巻
◆中表紙閉じている目 | プロビデンスの目がモチーフ? ちなみにプロビデンスの目は「神の全能の目」という意味。 それが閉じているということは……。 |
赤色の金魚 | おそらく「琉金」という種類の金魚。中国から沖縄を伝ってきたことから琉金と名づけられたらしい。 「二匹の金魚」は、月と太陽に関連付けられている。魔除けの意味も有り。「三匹」は一体……? また、金魚は仏教で自由に泳ぎ回ることができるので「幸せの象徴」とも言われてるらしい。寧々=幸せの象徴? |
上部にある黄色い札 | 「霊符」かと思われる |
一方だけ灯った蝋燭 | 赤いろうそくはめでたい時に使用されるが、浄土真宗の場合はお彼岸、お盆などに使用される。 自らを照らす「自灯明」と行く先を照らす「方灯明」であると思われるが、消えてるのはどっちなんだろうか……。 高い蝋燭の形は棒型。低い方はなんだろう。アロマ型に似てる……。 |
花子君が立っている場所 | おそらく今後でてくる例の花子君が電話している場所かと思われる(手すりのまるい部分とかが似てる気がする) |
◆目次
下部に描かれた赤い牛 | 赤べこにしか見えない。 赤べこは子供の魔除け。幸せを運ぶ牛とされている |
手鞠 | てまり。唄がほとんど戦争関係でこのHP上に載せて大丈夫か心配になる。 奇しくも数字が関連している唄が多い(一番はじめは一の宮など)。 | えがいを
巾着袋 | もしかしたら「守巾着」なのかもしれない。 こういってはなんだが、花子くんが巾着の中にいれて几帳面に物を管理しているとは思えない。 子供に持たせるお守り入りの巾着が守巾着なのだが、その巾着を使用して小さな鱗をしまったのかも。 ほかに花子くんが色々とものを出している場面があるが、大きな巾着等で纏められたものがないので……。 もしかしてあらかじめ持たされていたものを利用しているのかな、と。 |
赤いだるま | 江戸時代だと赤いだるまは天然痘避けとして使われていたらしい。 願いが叶うと右目にも目を書きいれる「目入れだるま」もこの頃から。 ちなみにこのだるまに右目はないが、一巻P26 花子君が色々と道具を探す場面で、両目があるだるまがでてくる。 ……一体なんの願いが叶ったんだろうか。 余談だが両眼書かれているだるまもある(松山だるま)。 調べた限り「高崎だるま」が一番近いように思う。 |
◆一話
風車 | 小さい子供の為の慰霊(水子供養など) |
烏 | 太陽の使いや神の使い。霊魂を運ぶ霊鳥。ヤタガラスなど |
蝋燭 | 天照大神を祀る太陽信仰の頃から蝋燭が使われていた。邪気を払い浄化し幸運を運んでくる。 あるいは儀式。あの世からこの世への誘導灯 二本あることから、「自灯明」と「方灯明」? |
こけし | 1965年〜子消しっていうのが創作童話で話され、それが大衆に広まった。 本来は子供の遊び道具でありお土産。 縁起物であったにも関わらず改変されたのが広まったのは怪異が変えられるのと似ている |
◆二話
ハニ太郎 | ハニワは二対で一つ……というのをどこかで読んだが失念。 某ホラーゲームと同じく男女の形のハニワがあると思う。女性型は葵が所持してる? |
もっけ | 物の怪。全ての妖怪。もっけこそ最強なり |
◆三話
雷霆杖 | 六芒星は魔よけ。封印する意味合いがあるもの。雷はおそらく天神(雷神)信仰。あるいはイザナミの八雷神。 |
輝兄の刀 | おそらく髭切。天照大神より賜った刀 |
十三階段 | 本がでてたりする。絞首台へ行く階段の数が13だから十三階段 |
◆五話
鳥居 | 神域と人間が住む俗界を区画するもの。神域への入り口。 一説によると天照大神を天岩戸から誘い出すときに常世の長鳴鳥を止まり木に置いたことから、鳥居の上には神の使いである鳥がいるとするものもある。 |
絵ろうそく | 歓迎の意。おもてなし。 |
小学読本 | 明治6年発行の日本最初の教科書、『小学読本』がモデルっぽい。(調べたら表紙そのままでした) 子供が最初に習うのがカタカナだったのは明治~昭和22年まで。 書いてある文字が全然読めないけど、多分「あああれは鳥だ」かな? |